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【第14回】デノミ対策のために外貨を持つことが目的で海外積立投資を始めた事例です。【東京都 会社経営者 50代前半 男性】

公開日: : 最終更新日:2023/06/05 通常メルマガ(事例など) ,

こんにちは。河合です。

本日からは実際に日本の生命保険や年金保険ではなく、海外の生命保険、積立年金を始められた事例をご紹介していきたいと思います。

トップバッターは東京に何店もアパレルショップを経営している経営者の方がデノミ対策のために海外積立年金を始められた事例です。

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くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。

【東京都 会社経営者 50代前半 男性】

この方、弊社保険アドバイザーBXが20年来付き合いのある経営者。
どんな付き合いかって、保険のクライアントとかそういうのでもなく、結構な飲み仲間です(笑)。

この方もやはり他のアンテナ高い経営者たちと同様に、日本という社会への疑問も多く持っていました。
特に問題視していたのが1000兆円という日本の国債残高。
更に毎年50兆円ずつ増えていっているわけですから、こんな借金が今後減るどころか返せるわけがない、というのがこの方のお考えでした。

さてそこで国がすることはなにか?
私は国の統制力が及ばず、政策を取る前にパニックによる国民の預金引出しで破綻(デフォルト)を想定しているのですが、この方の考えは「デノミネーション(デノミ)」でした。

「デノミ」というのは通貨の価値切り下げのこと。
簡単にいうと、今ある一万円札の価値を100円にしようということです。
だから1億円の資産を持ってても、100万円の資産になってしまうんです。

そんなバカな、、って思いますよね(笑)?
そんなバカなことを最後はせざるを得ないのです。
借金返済のために。

1/100になるかどうかはわかりませんが、これをすれば1000兆円の借金がたった10兆円になります。
頑張れば1年で返せますね(笑)。

ご参考に過去デノミが行われた事例をあげておきます。

1993年:ウルグアイ(1/1000)
1994年:ユーゴスラビア(1/10億)
1998年:ロシア(1/1000)
2005年:トルコ(1/100万)
2005年:ルーマニア(1/1万)
2008年:ジンバブエ(1/100億)
2009年:ジンバブエ(1/1兆)
2009年:北朝鮮(1/100)
2009年:鳩山由紀夫首相がデノミネーションを検討。政権交代により実施されず。

たった20年の間にこれだけの国がデノミを実行しているんです。
皆に共通することは借金が膨大にあったことと、激しいインフレになったこと。
日本は破綻を目前とした円安によるインフレ(景気拡大によるものではない)が起これば、おそらくデノミ実行でしょう。

さてデノミの話がずいぶん長くなってしまいましたが(笑)、この経営者の方も同様のことを考えていて、これを回避するには外貨にしておくしかない、と知っていたのです。
1998年、事前にデノミ情報を入手したロシアの富豪たちが、海外の外貨に資産を移し、デノミ実施後、ルーブルに戻して安くなったロシア国内資産を買いあさりニューリッチとなったのと同じことをしようということですね。

まぁ、デノミはともかく現在の円と外貨の関係を見ても、円安要因ばかりなので、当然外貨にしておこうとなると思います。

この方、こうした考え方から、弊社で海外積立年金をされる前に、香港でHSBC香港の口座を開設し、同じ香港の業者に海外積立年金のPUSHを散々されていました。
そう、あの香港独特の猛烈なるPUSHセールスにあっていたのです(笑)。
ということで、当然信用ナシ。
長期の積立年金なんてとてもできないということだったのです。

それを弊社の保険アドバイザーとの信用において、

USD300(約4万円)
25年

始められました。

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