【第11回】【海外生命保険】30歳で1000万円の死亡保険金を準備するケースの国内外保険比較です。
公開日:
:
最終更新日:2024/12/08
通常メルマガ(事例など) 日本定期保険(掛け捨て), 日本終身保険, 海外生命保険
こんにちは。河合です。
それでは本日から3回にわたり、死亡保障のための生命保険が最も必要になる3つのケースをご紹介していきます。
まず一つ目。
ご本人が30歳。
結婚して妻、子供一人がいます。
よく保険のセールスマンやFPが
「3000万円の死亡保障が必要ですよ。」
と勧誘してきますが、ここではこれは無視して、お子さんが大学を出るまでの本当に保障しておきたいお金だけ考えていきましょう。
私立、公立どのように?というケースが色々ありますが、ここでは
公立小学校、公立中学、私立高校、私立大学(文系)
という教育課程で、1036万円が平均です。
現在の女性は働いて当然というところもありますし、現在30代の男性がそこまで高い給料をもらえないということもあるので、お子さんの教育費以外は遺された方が稼いでいくという仮定での必要保障額となります。
さて約1036万円の死亡保障をつけるのに、保険をかけるとすると、
1)日本の定期保険(掛け捨て)
2)日本の終身保険(貯蓄性もある死亡保障)
3)海外の生命保険
という選択肢が出てきます。
比較していきましょう。
※すべて一番条件の良いものを弊社調査の上、比較対象としています。
1)日本の定期保険(掛け捨て)
日本の掛け捨てである定期保険は60歳まで安い保険料を掛け続け、途中解約をすれば、それまで掛けた保険料はほとんど戻ってきません。その代わり60歳までに死亡した場合は、死亡保険金(今回は1000万円)が出てくるというものです。
※定期保険の詳細はこちら
調べたところ、日本で最も良い条件でできるのは、私のようなタバコを吸わない健康体であれば『チューリッヒ生命 定期保険』。
これで・・・
保険料:1,830円/月
合計払込保険料:658,800円/60歳時
解約返戻金:なし
金額は少ないですが、生き続けられたとして、約66万円が無駄となります。
2)日本の終身保険(貯蓄性もある死亡保障)
次に終身保険ですが、これは生涯の死亡保障が付き、更に途中で解約した時にも、払ったお金がある程度戻ってくるというものです。なので、1)定期保険よりも保険料が高くなります。
※終身保険の詳細はこちら
私が調べた中で、同じように非喫煙の健康体という条件で最も良かったのが、『マニュライフ生命 こだわり終身』 。
これで・・・
保険料:52,750円/月×10年払い
合計払込保険料:6,330,000円/40歳時
解約返戻金:7,651,000円/60歳時(返戻率118.3%)
※中途解約の際は大きく損をします。
戻ってきたと言っても、60歳まで預けて約18%しか増えず、中途解約では必ず損をします。そして保険料も決して安くはないですね。
3)海外の生命保険
最後に海外の生命保険ですが、海外には日本のような1)定期保険、2)終身保険という枠がありません。契約期間は120歳(要は実質終身)。最後まで死亡保障があり、もし途中で解約したとしても解約返戻金もしっかり返ってきます。
海外で良かったのがこちらの保険(保険会社、保険名はここでは非公開)。
保険料:9,500円/月
合計払込保険料:1,149,425円/ 40歳時
解約返戻金:2,344,827円/60歳時
中途解約の際も払込保険料の大部分が返ってくるかむしろ増えていて、60歳の時に解約をしたとすると、払込保険料の倍になっています。
もちろん、解約しなければ1000万円の死亡保障が一生(120歳まで)続きます。
理由は既に本メルマガでお話しましたよね(笑)。
だから海外には1)定期保険だとか2)終身保険なんてくくりはないんです。
だって一つの保険で死んでも保障されてるし、定年後にもちゃんと増えて受け取れるんですから。。
ということで私なら海外の生命保険だけをします。
さて、明日は50歳のケースをご紹介します。
関連記事
-
-
【第647回】相続対策で新海外個人年金契約しました。【石川県 葬祭業 60代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日はFPをしている弊社パートナーからの事例提供で、相続対策の事例です
-
-
【第203回】メットライフ、東京海上、マニュライフなど国内保険の相談からの積立&オフショア投資事例です。【福岡県 保育士 30代後半 女性】
こんにちは。河合です。 本日は国内保険の相談からの海外投資事例です
-
-
【第24回】8%固定金利ファンドと140%元本確保型年金プランを始められた例です。【千葉県 歯科医 40代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日はUSD 120,000(約1500万円)を年8%固定金利がつくオ
-
-
【第402回】プルデンシャル生命リタイアメントインカムを解約し、インデックス型海外終身保険とオフショア投資を始めた事例です。【兵庫県 会社員 40代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日はお問合せの多いプルデンシャル生命リタイアメントインカムを解約して
-
-
【第274回】海外積立年金、海外終身保険、海外個人年金を比較検討した結果?【埼玉県 公務員 50代前半 女性】
こんにちは。河合です。 さー、今年もどんどん事例紹介していきますよ
-
-
【第593回】新海外個人年金の法人契約事例です。【茨城県 歯科医院経営者 40代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は節税コンサルをされている弊社パートナーからの事例提供で、法人名義
-
-
【第15回】ミシュランシェフが海外積立年金を始めた事例です。【東京都 シェフ 30代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は東京某所のミシュランシェフが海外積立年金を始められた事例です。
-
-
【第391回】法人保険の満期金1000万円で海外積立を始めました。【東京都 コンサルティング会社(監査)社長 60代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は法人顧客をたくさん持つ保険代理店の弊
-
-
【第650回】既に新海外個人年金をしている方が、追加3契約です。【愛知県 医師 40代前半 夫婦】
こんにちは。河合です。 本日はFPの弊社パートナーからの事例提供で、新海外個人年金の既契約者が
-
-
【第265回】プルデンシャルのリタイアメントインカムと変額終身から海外積立年金へ乗り換えました。【東京都 サービス業マネージャー 40代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日はプルデンシャル生命のリタイアメントイ